DeepSeek API 概要
DeepSeek APIはOpenAI互換のAPI形式を採用しており、簡単な設定変更で、OpenAI SDKまたはOpenAI API互換のソフトウェアを使用してDeepSeek APIにアクセスできます。このガイドでは、DeepSeek APIの使用を素早く開始する方法を説明します。
基本設定パラメータ
主な設定パラメータには以下が含まれます:
- base_url:
https://api.deepseek.com
- OpenAIとの互換性を保つため、
https://api.deepseek.com/v1
も使用可能 - 注意:ここでのv1はモデルバージョンとは無関係です
- OpenAIとの互換性を保つため、
- api_key: APIキーの申請が必要
- model:
deepseek-chat
を使用することで最新のDeepSeek-V3モデルを呼び出せます
API呼び出し例
curlを使用した呼び出し
curl https://api.deepseek.com/chat/completions \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Authorization: Bearer <DeepSeek API Key>" \
-d '{
"model": "deepseek-chat",
"messages": [
{"role": "system", "content": "You are a helpful assistant."},
{"role": "user", "content": "Hello!"}
],
"stream": false
}'
Python SDKの使用
from openai import OpenAI
client = OpenAI(api_key="<DeepSeek API Key>", base_url="https://api.deepseek.com")
response = client.chat.completions.create(
model="deepseek-chat",
messages=[
{"role": "system", "content": "You are a helpful assistant"},
{"role": "user", "content": "Hello"},
],
stream=False
)
print(response.choices[0].message.content)
Node.js SDKの使用
import OpenAI from "openai";
const openai = new OpenAI({
baseURL: "https://api.deepseek.com",
apiKey: "<DeepSeek API Key>",
});
async function main() {
const completion = await openai.chat.completions.create({
messages: [{ role: "system", content: "You are a helpful assistant." }],
model: "deepseek-chat",
});
console.log(completion.choices[0].message.content);
}
main();
重要な注意事項
-
使用開始前に以下を確認してください:
- DeepSeek APIキーを申請済みであること
- 対応するSDKをインストール済みであること(Pythonの場合は
pip install openai
、Node.jsの場合はnpm install openai
)
-
ストリーム出力:
- デフォルトではストリーム出力は無効
stream=true
を設定することでストリーム出力を有効化可能- ストリーム出力はリアルタイムレスポンスが必要なシナリオに適しています
-
モデルについて:
- deepseek-chatモデルはDeepSeek-V3に全面アップグレード済み
- インターフェースは変更なし、既存のコードを修正する必要はありません
model='deepseek-chat'
を指定することで最新バージョンを使用可能
次のステップ
基本設定が完了したら、以下のことができます:
- より高度なAPIパラメータの探索
- ストリーム出力機能の実装
- アプリケーションへの統合
- API呼び出しの効率化
これで、DeepSeek APIを使用してAIアプリケーションの構築を始めることができます!